【横浜市鶴見区の司法書士事務所】土地建物の名義変更(相続・財産分与・贈与)・遺言・抵当権抹消・会社設立・社会保険・就業規則など<横浜・川崎・東京>

「今日、明日中に根抵当権の設定を頼みたいんだけど...。次は品川、品川...。」

小椋 (2010年3月 6日 20:16)|

もう夜といってもいい時間。

明日一番で申請する登記申請の準備に集中しようとしている頃。

全く面識の無い方からの電話。しかも、電車の中からの携帯電話らしい。

抵当権の設定ですか?」

根抵当権は、抵当権の一種ですが、会社や個人で事業をされている方が、運転資金を金融機関から借り入れる際に設定されることなどが多い権利の登記です。

でも、今回は明らかにそういうご依頼ではなさそうです。

根抵当権は普通の抵当権とは違い、借入額が一定の金額ではなく、「極度額」という上限を定めて設定できる自由度の高い権利なのです。

実は、この「極度額の範囲」で自由に土地や建物を担保にとれるということから、

消費者金融など一部の業者が利用することも少なくないのです。

「極度額」は、キャッシングの際の「ご利用限度額」と同じ意味で使えるからです。

つまり、土地建物を所有していて、金融業者にとっては、何時までも永くお付き合いをしてもらえる利用客には
是非使いたい方法なのかも知れません。

 「今日明日といわれましても、申し訳ありませんが、既に予定がいっぱいです。」

 「んじゃ、いいです。」

私は、この手の金融業者とのお付き合いは全くありません。

もちろん、今後ともお近づきになりたくもありません。

そもそも、今日明日と限って、全く面識の無い方から、根抵当権の設定の依頼を受任する司法書士がいるのかどうか。

思わず、溜息が出てしまいました。

 

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